【ビタミンD】基本知識を学ぼう!|効果 取り過ぎ 食品

ビタミンDの効果

数あるビタミンの中でも、体の根本的な強靭さを形づくってくれるのがビタミンDです。摂取することで、次のような効果を期待できます。

  • 骨や髪を丈夫にする
    ビタミンDは、骨を作る成分であるカルシウムを、しっかりと体に吸収して骨の成長を促進する手助けをしてくれます。また、髪の健康を保つのにも効果的です。
  • 免疫力を高める
    ビタミンDを摂取することで、免疫機能を調整することができ、ウィルスや細菌などが体内に侵入するのを防ぐ効果があります。
  • 精神バランスの乱れを改善する
    ビタミンDによって、精神的な乱れを軽減する脳内物質の、セロトニンの分泌も促進させることができます。
  • 筋肉を健康に保つ

    ビタミンDは筋肉の動きをスムーズにして、体を快適に動かせるようにサポートする効果があります。

ビタミンDを摂り過ぎると、どうなる?

ビタミンDは脂に溶ける性質があり、比較的体にため込まれやすい栄養素です。摂取し過ぎると、次のような問題が起こる場合があります。

  • 吐き気や食欲不振になる

    体にビタミンDが多過ぎると、逆に気分が悪くなったり、食欲が落ちたりすることがあります。
  • 腎臓に負担がかかる

    血液や体の中にカルシウムが溜まり過ぎると、腎臓に負担がかかってしまい、結石ができることがあります。

ビタミンDが豊富な食品

ビタミンDが多く含まれる食品には、次のようなものがあります。

  • 魚(サケ、サンマ、イワシなど)

    特に青魚はビタミンDが豊富です
  • 卵黄(卵の黄身)
  • キノコ(しいたけ、まいたけなど)
    特に乾燥しいたけに多く含まれます
  • 牛乳や乳製品
    商品によってビタミンDがより多く含まれるものもあります

ビタミンDは、紫外線に当たることで皮膚でも生成されます。日光浴や外での運動と合わせて、毎日の食事でも適度に摂取し、丈夫で健康的な心と体を保ちましょう。