ビタミンB1の効果
ビタミンB1（ビーワン）は、特に体内に取り入れた食物をエネルギーに変えるのを助ける「補酵素（ほこうそ）」とも呼ばれる栄養素です。摂取することで、以下のような効果があります。
- 食物をエネルギーに変える
食事で体内に取り入れた食べ物を分解し、エネルギーに変える働きがあります。成長期の子供や、運動などの活動を多く行う人には、特に大切です。 - 動脈硬化や老化を防ぐ
ビタミンB2には、体内に溜まった脂質の代謝を助ける効果があり、動脈硬化や老化など、脂質が要因となる病気の予防にも効果があります。
ビタミンB2を摂り過ぎると、どうなる？
ビタミンB2は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」のため、必要以上に体に摂り過ぎた分は、尿と共に体の外に排出されるため、さほど大きな害はありません。ですが、サプリメントなどで大量に摂取した場合、以下の症状が出る場合があります。
- 下痢
- お腹のかゆみ
ビタミンB2が豊富な食品
ビタミンB2は、動物性の食品や一部の野菜、豆類など、以下のような食品に多く含まれています。
- 肉類 – 豚肉（特にヒレ肉やもも肉）、ハム、ベーコン
- レバー – 牛、豚、鶏
- 大魚 – サバ、イワシ、うなぎ
- 乳製品 – 牛乳、チーズ、ヨーグルト
- 鶏卵 – 特に黄身に多く含まれます
- 豆類 – 納豆、枝豆
- 野菜 – モロヘイヤ
ビタミンB2は、成長や健康を支える大切な栄養素です。バランスの良い食事を心がけて、エネルギーに満ちた元気な体を作りましょう。
