【ビタミンB】基本知識を学ぼう!|効果 取り過ぎ 食品

ビタミンBの効果

B1、B2、B6、B12など、それぞれに異なる役割があるビタミンBは、体の元気のもと。主に次のような効果のある栄養素です。

  • エネルギーをつくる

    ビタミンBは、食事を通して体内に入った食べ物から、エネルギーを取り出す手助けをします。
  • 疲れにくくする
    エネルギーを作り出すことで、元気に動いたり、何かを考えたりする時に必要なパワーを生み出す効果があります。
  • 神経や脳の働きを助ける
    特にビタミンB12は、脳や神経の健康を守るのに効果を発揮する栄養素として知られています。体の元気と共に、細胞のレベルまで健康を保つ要素です。

ビタミンBを摂り過ぎると、どうなる?

ビタミンBは水に溶ける性質があるため、仮に多く摂取し過ぎても健康に大きく害を与えるようなことはありません。ですが、過剰に大量に摂取した場合には、次のような問題が起きることがあります。

  • お腹が痛くなる

    サプリメントなどでビタミンBを、過剰に摂取した場合に起きる場合があります。

  • 手足がしびれる

    特にビタミンB6を多量に摂取すると、抹消神経障害と呼ばれる神経の損傷が起こることがあります。そのため、手足が痛んだりしびれたり、場合によっては腕や足に加わえられる振動が分からなくなったり、位置が分からなくなり、歩行に支障をきたす場合もあります。

ビタミンBが豊富な食品

ビタミンBは、お肉や乳製品、魚介類を中心に多くの食物に含まれています。
代表的な例をご紹介します。

  • 豚肉

    ビタミンB1が多い
  • 卵や牛乳
  • ビタミンB2が多い
  • 魚(サケやマグロ)
    ビタミンB6、B12が豊富
  • 納豆や豆類
    ビタミンB群全体を含む
  • 緑黄色野菜
    ビタミンB2が含まれる

これらの食品を毎日適度に食事に加えることで、体の元気と健康を保つことができます。特に、豚肉や卵、魚といった動物・魚介系の食品をメニューに加えて、ビタミンBを摂取しましょう。